ネットショップの「公開」と「運営」の違い

実店舗ではどうでしょう

「ニュアンスの違いじゃないの？」と思われるかも知れませんが、リアル店舗の場合ならどうでしょう。

お店を構え、スタッフを揃え、必要機材や装飾、商品を並べる。それだけでお店を運営といえるでしょうか。

ネットショップの場合、ある程度の商品数などがある場合などとくに、公開した時の開放感は本当に嬉しいものです。だからこそ、公開していること自体を「ショップを運営している」感じてしまいやすく、数ヶ月経ってみて振り返ると、これといったアクションが思い当たらず、経験として残るはずの施策のテストも行っていない場合が見受けられます。

ウェブサイトである以上「待ち」のイメージをもたれやすいかもしれませんが、ただ待っているだけでは、なかなかお店の存在に気付いてはもらえません。

だからこそ、ショップのコンセプトをしっかりと作り、商品、状態、今後の目標に合わせた具体的な戦略・施策、コンテンツ作りでショップ運営を行っていく必要があるのです。

また、検索エンジンへのEC・ネットショップ特有の対応も必要になり、取捨選択した上でSEOの定期チューニングも必要になります。

接客 = おもてなし

もちろん「ネットショップ」特有のポイントもありますが、お客様にご来店いただき、商品を通して自分のお店のファンになっていただく。そこには「集客」から「接客」、「おもてなし」が必要になっていきます。

特集やセール、施策を考える際についつい「ウェブ（ネットショップ）」であることが前提になりすぎ、「どうしたら…」と発想が止まってしまい、具体的な行動に移せないこともあります。

しかし、お店のこと、商品のこと、そしてお客様のことを一番知っているのは誰でしょう。それはまぎれもなくオーナーや担当者様ではないでしょうか。

そういった実運営者様の発想を大切に、ウェブ専門のパートナーを持つことでネットショップの施策に落とし込むことができれば、運営自体が楽しみなものになっていくのではないでしょうか。

記憶に残るショップ運営

私どもが運営で大切にしていることの一つに、「選ばれる理由」、「購入してもらえる理由」というものがあります。

単発での購入ではなく、ショップのファンになってもらい、リピーターになっていただく「理由作り」がネットショップ運営ではとても大切になります。

様々な形態のネットショップ

ネットショップというと大手のショッピングモールを想像する方が多いのではないでしょうか。

しかし、ネットショップといってもそういったモールへの出店、ASPカートサービスを使った独自ドメインのショップ、または簡易サービスなどを使ったショップなどさまざまです。

そういった形態の特徴を考慮し、御社の戦略に合わせたショップを選ぶことも大切です。また、昨今のデバイスの変化への対応も必須の項目です。